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シャッター豆知識(グリルシャッターは良い?)

●グリルシャッターを導入する際に気を付けるべきことは?
パイプで構成されているシャッターのことを「グリルシャッター」と呼びます。
また、文字通り「パイプシャッター」と言うことも。
見た目がスタイリッシュですから、飲食店や商業施設などではよく見かけますが、これを
導入するにあたっては気を付けなければならないことがたくさんあります。
特に札幌市、江別市、北広島市、小樽市、恵庭市、石狩市などで該当しやすいポイントも
あるので、ぜひ最後までお読みください。

●グリルシャッターの注意点1:スキマがある
グリルシャッターにはスキマがありますので、通気性も高いですし、シャッターの内側か
ら外を見ることも可能です。
しかし、スキマがあるということは同時に「異物が侵入しやすい」ということでもありま
す。
札幌市、江別市、北広島市、小樽市、恵庭市、石狩市など雪が多い地方の場合だと、風向
きによっては店内に雪が入ってくる場合もあるかもしれません。
また、「外側から内部を見る」こともできますので、防犯性能もあまり高くないと言えます。

●グリルシャッターの注意点2:基本的に修理不能
一般的なシャッターとは異なり、グリルシャッターはパイプとシャッターが一体化してい
ますから「パーツを取り換える」ということが原則として不可能です。
そのため、どこかしらが壊れてしまったのであれば、全部取り換えるしかありません。
ただし、モーターだけは取り換えることが可能な場合が多いです。
しかし、モーターの交換さえ不可能なグリルシャッターもあるので、導入する前に確認し
ておきましょう。

●グリルシャッターの注意点3:耐用年数が短い
広い範囲に風雨が当たるので、一般的なシャッターよりも耐用年数が短くなる傾向にあり
ます。
一般的なシャッターであれば腐食が目立ってくるまでに15年前後かかりますが、グリルシ
ャッターに関しては気を付けて使っていても10年前後で腐食が発生する場合が多いです。
ちなみに、シャッターは一番下の部分が腐食しやすいです。
なぜなら、水が蓄積しやすい場所だからです。
それでも一般的なシャッターであれば、そこだけ取り換えることが可能ですが、グリルシ
ャッターの場合はそれもできません。一切合切取り換えるしかありません。

●注意点4:一般的なシャッターよりも高額です

・一般的なシャッターと比較するとあまり出回っていない
・パイプの加工に高い技術が必要
などの要素があるので、一般的なシャッターよりもグリルシャッターのほうが高額です。
一般的なシャッターの価格を「1」とすると、パイプシャッターの場合は「1.5」くらいに
なると考えてください。
先ほどもお伝えしたとおり、グリルシャッターは腐食しやすいので耐久性の高いステンレ
ス素材を選びたくなるかもしれません。
しかし、そうなると値段は「2.5~3」くらいになってしまいます。
ちなみに、そもそも近年はステンレス素材のシャッターが主流になっています。
もしも海沿いのレストランなどでグリルシャッターを設置するとなると、
「かなり早く腐食してしまう」という意味で、かなりのコストが発生するでしょうね。
潮風が当たりやすい場所の建物には、グリルシャッターを導入しないほうが良いと思います。

●注意点5:シャッター企業からするとグリルシャッターは美味しい
まとめますがグリルシャッターは、
・価格が高い
・故障したらほとんどの場合で全部取り換えることになる
という特徴があるので、シャッター企業からすれば都合のいいものだと言えます。
そのため、「グリルシャッターにしませんか?」とゴリ押ししてくる企業があったら、避
けたほうが良いと思います。
「スタイリッシュである」ということ以外にグリルシャッターを導入するメリットはほぼ
ありませんから、それをむやみに推してくるような企業は危ないです。
札幌市、江別市、北広島市、小樽市、恵庭市、石狩市の皆さんも気を付けてくださいね。

 

●一般家庭がグリルシャッターを導入することは可能か?
では、商業施設などではなく、一般的な住居においてグリルシャッターを取り付けること
はできるのでしょうか。
もちろん、環境さえ整っていれば可能です。
それにいくら価格が高いとは言っても、シャッター企業は事前に見積もりを出してくれま
すから、「イケる!」と思って導入するはずです。
しかし、耐用年数が短いわけですから、頻繁に追加費用が発生することになります。
そして先ほどお伝えしました通り、それは基本的に「修理費用」ではなく、「全交換費用」ですから多大なコストがかかることになります。
最初に導入したときと違って「今あるグリルシャッターを撤去する費用」も発生しますから、2回目以降のほうがむしろ出費が多くなるかもしれません。
ですから、よほど強いこだわりがない限りは、一般住居にグリルシャッターをつけるのは避けた方がいいと思います。
これは、札幌市に限らず全国において言えることです。

 

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