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「アパートの外部階段、「床が抜けそう!」ピンチに耐える緊急措置とは」

アパートのオーナーさんの中でも、「アパートの外部階段や廊下の床が抜けそうで怖い」などといった不安を抱えている方もいるでしょう。

今回はそのようなお悩みに寄り添います。

オーナーさんにはアパートについてメンテナンスを行うことが義務としてありますが、「アパートの外部階段や外部廊下の床が抜けそうで怖い」といった不安を抱えているオーナーさんも多いかと思います。
そこで今回は、上記のようなお悩みを解決する際に、「あと数年維持できれば良い」というシーンでの緊急措置について、それから外部鉄骨階段の耐久年数についても少しお伝えする内容です。

この記事では、
・外部鉄骨階段の耐久年数は?
・抜けそうな床の緊急措置とは?
この2つを中心に解説していきます。

 

「アパートの外部鉄骨階段の寿命ってどれくらい?」
今回はこれがメインではないので深くお話しませんが、アパートについている外部鉄骨階段などの耐久年数は、塗装のコーティングや捕食補修をされていない限り、放置していれば10~15年程度でボロボロになるのだそうです。
はじめに表面にサビが見え始め、そこから鉄骨内にサビが侵食、その後鉄骨自体の強度が落ち、安全性に疑いがもたれるようになります。
サビというのは内側からくるものなので、オーナーさんであっても見ただけだと気づきにくいものなのです。
見た目では小さいサビであっても、実は内側で大きな範囲で侵食されているかもということも考えられます。
そのためベストは、小さなサビであってもその時点で業者に相談することだと思います。

 

「外部鉄骨階段などの“抜けそうな床”の緊急措置とは」

さて、ざっとではありますが外部鉄骨階段の大概の寿命を見てもらいました。
そしてここからが今回の本命でありますが、「気づいたら外部階段などの床が抜けそうだった」などという状況であることもあるでしょう。
すぐに修理などを依頼したいところですが、修理をするにあたって、「そのアパートは今後どれくらいまで維持するのか」という部分も一緒に考えてみてください。
もしもそのアパートが今後3年で取り壊しの予定があるのであれば、その床を数十年も持
たせるような修理をしてもあまり意味がありません。
そういったことから、今回は「あと数年持てばよい」という環境を基準に、解説していきます。

 

「実際に床が抜けたという事件も起きている」
実際にこういった床が抜けて数名の方がケガをしたという事例もあり、他人事とは思えません。
特に床の一部が欠損していたり、床を支えているフレームがむき出しになっていたりというボロボロぐらいであれば、緊急措置が必要であると言えます。
言葉としては「緊急措置」ですが、これはダメージの大きさと維持したい年数のバランスを見て出した計画であるという意味です。
「あと数年持てば良い」という、いわば“延命”の作業でもあります。

「補強フレームを溶接する、緊急措置」
緊急措置というのは具体的に言うと、今回の場合は「元々ある鉄骨に補強フレームを増やし、強度を上げる」という方法です。
またこの補強フレームはしっかりと仕事を果たすために、元々ある鉄骨に溶接してつなげます。
「悪くなったところの補強をする際に、悪くなっていない部分の強度をいかに流用するか」というところがポイントであり、フレーム全体の強さを底上げするといったイメージです。
また床が抜けていた部分の穴を集中的にカバーするために、床銅板を増設することもあるようです。
床銅板の下に金物を入れると安定した歩行ができるようになるそうです。

 

 

 

「まとめ」
ここまで、アパートの外部鉄骨階段について、「床が抜けそう!」といったお悩みを解決する方法を紹介してきました。
また序盤で紹介した外部鉄骨階段の寿命については、何も塗装コーティングなどを施していない場合には10年~15年程度が寿命、とも解説しています。
実際に「アパートの外部階段の床が抜けてケガをした」という事例もあるので、他人事ともいえない状況になってきています。
そして今回のように「あと数年記維持できればよい」といった都合も場合には、今回のような緊急措置といった方法が視野に入る可能性もあります。
元々ある鉄骨に補強フレームを溶接して強度を上げるといった方法で、「悪くなったところを強くするために、悪くなっていないところの強度をいかに流用できるか」という部分が大切になるようです。

 

アパートの安全を守るためにメンテナンスを行うというのは、オーナーさんのお仕事であり義務でもあるので、早め早めの対応を行っていきましょう。

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