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2台用カーポートを設置するメリット

2台の車を同時に保護できる

カーポートの下に駐車することで、2台の車を雨や雪、紫外線から守れます。

車の盗難やいたずらを防止する

カーポートの設置により、車の盗難やいたずらを防止することも可能です。カーポートがある場合、車上荒らしなどの被害を受けるリスクが軽減します。

駐車スペースを広く確保できる

2台用カーポートを設置すると、1台分のカーポートよりも広いスペースを確保できます。その結果、車の出し入れがスムーズになる点がメリットです。

2台用カーポートの種類

2台用カーポートには、最初から2台用に設計されたタイプと、1台用カーポートを組み合わせた「合掌」タイプがあります。

ワイドタイプ

2台用カーポートとして広く知られているのが、ワイドタイプです。ワイドタイプは、元々2台用に設計されたものであり、連結部分がなくすっきりとした印象を与えます。

合掌タイプ

合掌タイプとは、片流れの1台用カーポートを2つ組み合わせたもので、M合掌タイプとY合掌タイプがあります。
M合掌タイプは、片流れのカーポートの屋根部分を中央で連結したものです。
一方、Y合掌タイプは、柱同士を連結したタイプで、柱が中央に集約されているため、開放的な印象を与えます。

2台用カーポートを選ぶ際のポイント

2台用カーポートの選び方は、以下のとおりです。

設置場所の特徴を把握する

2台の車を並べて停めるワイドタイプのカーポートを選ぶ場合、住宅の環境などを事前に把握しておくことが大切です。間口を広く取ることが難しく、縦に2台並べられない場合には、奥行きのある敷地を活かせる縦連棟タイプのカーポートを選びましょう。また、北海道の札幌など積雪が多い地域では屋根の強度に注意が必要です。耐雪性能の高いカーポートを選ぶことで、雪下ろしの手間を減らし、屋根の破損の心配もなくなります。

幅5m以上のカーポートを選ぶ

軽自動車1台の幅は約1.48mのため、幅5m以下のカーポートに並べて停めるとドアの開け閉めや荷物の出し入れが難しくなります。また、狭いサイズでは横から雨風が入り、車を十分に守ることができません。ドアの開閉のしやすさなどを考慮すると、幅5m以上のカーポートを選ぶのがおすすめです。

車の出し入れのしやすさを重視する場合

車の出し入れのしやすさを重視する場合は、後方のみ支柱がある後方柱タイプや、片方のサイドのみ支柱がある片支持タイプのカーポートがおすすめです。これらのタイプは、車の出し入れ時に柱が邪魔にならないため、駐車や乗り降りがスムーズに行えます。

2台用カーポートの費用相場

2台用カーポートを設置する際には、本体価格と標準工事費用が必要となります。本体価格は、20万円～30万円程度が相場です。耐風・耐雪性能が高いカーポートは50万円～90万円程度が相場で、デザイン性に優れた製品になると100万円以上するものもあります。

標準工事費用とは、カーポートを設置するために必要な工事費用です。業者やカーポートの種類によって異なりますが、3万円～7万円程度が相場となります。その他の費用としては、カーポートのオプション費用や周辺環境整備費用が挙げられます。